
相談者アコムから青いハガキが届いた。何これ、詐欺?
相談者ずいぶん昔の借金なのに、今さら請求が来た…
相談者催告書に『強制執行』と書いてある。どうしたらいいんじゃ。
当事務所に相談いただく方の多くが、このような状況でご連絡をくださいます。
司法書士西村まずは深呼吸して、この記事を最後まで読んでください。時効で解決できる可能性があります。
アコムからの請求は、条件を満たせば「時効の援用(えんよう)」という手続きにより、1円も支払わずに解決できる可能性があります。時効の援用とは、法律で定められた一定の期間が過ぎた借金について、「この借金はもう時効になりました」と主張する手続きのことです。
このページでは、毎日時効援用の相談をお受けしている司法書士が、「成功する人がやっていること」「失敗する人がやってしまうこと」をわかりやすくお伝えします。落ち着いて最後までお読みいただければ、次にすべきことが見えてきます。
時効援用に「成功する人」がやっていること
届いた書類をきちんと保管している
催告書や封筒は、時効かどうかを判断するための大切な資料です。成功する方は、届いた書類を捨てずにすべて保管しています。専門家に相談するときに持参することで、時効援用が成功するかどうかを正しく確認できます。
焦ってアコムに連絡する前に、専門家に相談している
催告書に「◯月◯日までに一括返済を」と書かれていると、焦って電話したくなる気持ちはよくわかります。でも、成功する方はその前に必ず専門家に相談しています。なぜかは、次の「失敗する人」の話でご説明します。
記憶が曖昧でも、諦めずに相談している
以前、こんなお客様がいらっしゃいました。
「裁判所から何か届いていたかもしれないけど、よく覚えていなくて…」と、ずっと不安を抱えたまま相談に来てくださった方です。ご自身では「もう時効は使えないかもしれない」と思い込んでいたそうです。
しかし、当事務所でアコムからの書類を確認したところ、裁判は行われていないことがわかりました。無事に時効援用で解決できたのです。
「記憶が曖昧だから、自分には無理かも」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。書類さえあれば、専門家が確認できます。
「今は使えない」と言われても、諦めなかった
こんなお客様もいらっしゃいました。
最初に相談に来られたとき、通知に書かれていた「示談締結日」からまだ10年が経過していませんでした。残念ながらその時点では時効を援用できません。分割払いなどの債務整理のご説明もしたのですが、無料相談だけでお帰りになりました。
それから数年後、同じお客様が再び来所されました。無料相談で当事務所がお話した時効援用ができるようになる日を指折り数えていたそうです。当事務所で改めて時効援用の手続きを行い、無事に時効援用を成功させることができました。
「今すぐは使えない」という状況でも、いつ時効が使えるようになるかを知っておくだけで、将来の選択肢が広がります。まずは一度、ご相談ください。
時効援用に「失敗する人」がやってしまうこと
裁判を起こされていることに気づかず時効を援用してしまう
一番多い失敗がこれです。
後ほど詳しく解説しますが、アコムから届いた通知書を見れば裁判を起こされているかどうかがわかります。
通知書をよく見なかったために、裁判を起こされていることに気づかず、「やったー。最後の返済から5年経ったからもう時効だ」と時効を援用してしまい、アコムから「裁判で時効期間が延長されているので、まだ時効ではありません。全額返済してください。」と反論を受けてしまうのです。
慌ててアコムに電話してしまう
「一括なんて無理だ」「少し待ってほしいと伝えたい」——そんな気持ちになること自体は理解できます。しかし、電話口で「分割にしてほしい」などと返済の意思を示してしまうと、借金の存在を認めたと見なされて時効の援用ができなくなる恐れがあります。これを「債務の承認」といいます。
また、電話番号が相手に知られると、文書だけでなく電話でも頻繁に督促されるようになります。
アコムへの連絡は、専門家に相談した後にしてください。
届いた書類を捨ててしまう
「こんな請求書、見たくない」という気持ちはわかります。でも、捨ててしまうと時効かどうかの判断ができなくなります。あなたは見なくてもいいので、書類は必ず保管しておいてください。
自分で時効援用をやろうとして失敗する
「自分でできそう」と思って手続きを始める方もいらっしゃいます。でも、これにはいくつかのリスクがあります。
まず、時効援用通知書を作るのが面倒で、電話でアコムに「時効を援用します」と伝えようとするケース。先ほどお伝えしたように、電話での対応は思わぬ形で債務を承認してしまう恐れがあります。
次に、通知書を作成したものの内容に不備があり、アコム側に受け付けてもらえないケース。
そして一番怖いのが、「寝た子を起こしてしまう」ケースです。実はまだ時効期間が経過していないのに時効援用通知を送ってしまうと、アコム側が動き出すきっかけになりかねません。まず、時効が使える状態かどうかの判断は、専門家に仰ぐのが安心です。
動画解説
アコムの時効援用に失敗するパターンについて、司法書士が動画でも解説しています。
「文章だけだとちょっとわかりにくいな」という方は、ぜひこちらもご覧ください。
あなたの借金、時効になる可能性はあるか?チェックしてみてください
①最後に払ってから5年以上経っている?
アコムの通知の「返済期日」に注目です。
青いハガキで届くご返済のお願いなど

「区分」の欄、「ローン(キャッシング)」や「ショッピング(クレジット)」の下に「返済期日」の記載があると思います。この「返済期日」が5年以上前の日付になっている場合、時効期間の5年が経過している可能性が高いです。
これは青いハガキで届いたご返済のお願いの例ですが、他のタイトルでも見るところは一緒です。
封筒で届くA4のご返済のお願いなど

ちなみに、封筒で届くA4の通知でも注目すべき「返済期日」の位置は同じです。
アコムから届いた書類が「返済計画のご提案」の場合は注意が必要です。
この書類には、時効の判断に必要な「返済期日」や「示談締結日」が記載されていません。そのため、この書類だけでは時効になっているかどうかを判断できないのです。
「返済計画のご提案」が届いた場合は、焦って判断せず、催告書や一括返済のお願いなど、判断に必要な情報が書かれた別の書類が届くのを待ってください。
②アコムと支払いの約束をしていない?
ここでいう「約束」とは、正式な契約書を結ぶようなことだけではありません。
「分割払いにしてほしい」「もう少し待ってほしい」——電話でそう伝えただけでも、「借金があることを認めた」と見なされ、時効の計算がリセットされてしまう可能性があります。
ご自身が過去にどのような対応をしたか、思い出せる範囲で構いませんので、専門家に伝えてみてください。
③過去10年の間に裁判所から書類が届いていない?
「裁判所から書類が来ていたかどうかわからない」という方も、諦めないでください。記憶が曖昧なケースでも、届いた書類を注意深く確認すれば過去に裁判があったかどうか判断できます。
届いた催告書などの「前略」の後に、以下のような文面が書かれていませんか?
- 「裁判所を通じた法的手続きにより債務金額が確定しましたが、」
- 「裁判所を通じて調停(和解)が成立し、債務金額が確定しましたが、」


このような文面がある場合は、すでに裁判手続きが終わっている可能性が高いです。そのときは、通知に書かれている「示談締結日」を確認してください。その日付が10年以上前であれば、時効の可能性があります。(今が令和8年なら、示談締結日が平成28年より前の日付)
「示談なんか結んだ覚えはない」とおっしゃる方が多いのですが、この「示談締結日」は、ご自身が示談を結んだ日ではなく、支払督促などの裁判手続きが確定した日付として記載されている場合があります。知らないうちに裁判手続きが進んでいたということは、(例えば、実家に裁判の書類が届いていたなどで)時々あります。
いずれのケースも、ご自身での判断が難しければ、書類をそのままお持ちいただいてご相談ください。
条件を満たしていれば、時効を援用しよう
また、もうひとつ大切なことをお伝えします。時効は、条件を満たしていても自動的には成立しません。借主側から「時効を援用します」と正式に通知する手続き(時効援用通知書の送付)が必要です。「5年過ぎているから大丈夫」と放置しているだけでは解決にならないのです。
時効が成立したら、JICCやCICの信用情報(ブラックリスト)はどうなる?
「時効が成立したら、ブラックリストはどうなるの?」というのは、多くの方が気にされる点です。
時効援用が成立すると、信用情報機関に登録されていた事故情報(いわゆる「ブラックリスト」)が削除されます。
削除の目安はこちらです。
- JICC(日本信用情報機構):時効成立後、速やかに削除されます。
- CIC:早ければすぐに消えることもありますが、最長5年かかる場合もあります。
信用情報がきれいになれば、クレジットカードの作成や、車・住宅ローンの契約ができる可能性が出てきます。「普通の生活」が少しずつ戻ってくるのです。


放置し続けると、何が起きるのか
「とりあえず無視しておけば、そのうち来なくなるかも」
そう思っている方に、正直にお伝えしたいことがあります。
放置を続けると、通知が届き続け、電話がかかってくるようになり、最終的には裁判所に支払督促を申し立てられる可能性があります。支払督促や判決が確定すれば、給与や財産の差押えという強制執行に発展することもゼロではありません。
ただ、私がこれまで相談を受けてきた中で、アコムに実際に差押えをされたという話はほとんど聞きません。
それよりも、もっと深刻だと感じるのは精神的な消耗です。
「また何か届いていないか」「電話が鳴るたびにドキッとする」「家族に知られたらどうしよう」——そういう恐怖の中で毎日を過ごすことの方が、実はずっともったいないと私は思っています。
解決できるかもしれない問題を抱えたまま、何年も怯えながら生活する必要はありません。
時効援用が成功したら・失敗したら、それぞれどうなる?
時効援用が成功した場合
当事務所ではアコムに対して時効援用通知書を送付する際、「債務不存在証明書(さいむふそんざいしょうめいしょ)」の発行を希望する旨を記載しています。これは「この借金はもう存在しません」という証明書で、時効が成立したことを書面で確認できます。
時効援用通知書の送付から証明書が届くまでの目安は、2~3週間ほどです。
時効援用が失敗した場合
時効が使えないケースで一番多いのは、過去に裁判(支払督促)が起きていて、その確定から10年が経過していない場合です。
その場合は、分割返済など返済条件の交渉(任意整理)を行います。それでも完済の目処が立たない場合は、自己破産や個人再生(借金を大幅に減額して分割払いする手続き)も選択肢になります。
時効が使えなくても、解決の方法は必ずあります。
動画でも解説しています
「もし時効援用に失敗したら、結局どうなるの?」という疑問について、司法書士が動画でも解説しています。
文章だけでは伝わりにくい部分もあるかと思いますので、よろしければご覧ください。
「今は時効が使えない」という場合でも、必ずしもすぐに任意整理などの手続きを選ばなければならないわけではありません。
裁判(支払督促)が確定してから10年が経過すれば、再び時効を主張できる可能性が出てきます。
たとえば確定から7年が経過している場合、残り3年を待てば時効を主張できるかもしれません。
「時が解決してくれるのを待つ」という選択肢ですね。
ただし、待っている間にアコム側がまた裁判を起こしてくる可能性もあります。そうなると、確定からさらに10年という形で時効期間が延長されてしまいます。時効を延長するために裁判を起こしてくるかどうかはアコムの判断次第です。
立場上「待つ」ことを推奨することはできませんが、「時が解決してくれるのを待つ」という選択肢を選び、実際に解決した事例をこれまでいくつも見てきたことだけはお伝えしておきます。
「あと何年待てばいいのか」がわかるだけで、気持ちはずいぶん軽くなるはずです。
ご依頼後はお任せでOK。手続きの流れ
「依頼したら、自分は何をするの?」と心配される方も多いです。
安心してください。委任契約書に署名・捺印をしていただいた後は、お客様にしていただくことは何もありません。
あとは待つだけです。
手続きの流れはこちらです。
手続き中はLINEで何度でも直接ご質問いただけます。進捗もこちらからご報告しますので、不安なまま待ち続けることはありません。
費用については下記をご覧ください。
時効援用の費用・報酬
1社あたり
| 項目 | 金額(税込) | 支払い時期 |
|---|---|---|
| 着手金 | 11,000円 | 手続き開始時 |
| 成功報酬 | 44,000円 (不成立時0円) | 時効成立後 |
| 合計 | 55,000円 | 時効が成立した時の総額 |
※消費税・郵送費などの実費を全て含みます。
- 11,000円(税込)で、今すぐ専門家による手続きをスタートできます。
- 万が一、時効が成立しなかった場合、成功報酬(44,000円)は一切かかりません。
つまり、もし失敗した場合、あなたが払う費用は、最初の11,000円(税込)だけで済みます。
アコムの時効援用によくあるご質問
- アコムから長年請求がなかったのに突然通知が来た場合、まず何を確認すればよいですか?
-
通知に記載されている「返済期日」を確認してください。
その日付から5年以上が経過していれば、時効の可能性があります。また、通知の「前略」の後に「裁判所を通じた法的手続きにより」などの文言がある場合は、裁判が行われている可能性があります。その場合は「示談締結日」から10年以上経過しているかを確認してください。いずれにしても、届いた書類は捨てずに保管して、専門家に確認してもらうのが一番確実です。
- アコムの借金は何年で時効になりますか?
-
最後に返済した日(または契約上の返済期日)から5年が経過すると、消滅時効が成立する可能性があります。
ただし、過去に裁判(支払督促など)が起きている場合は、その確定日から10年が基準になります。また、時効は自動的には成立しません。「時効援用通知書」を送付する手続きが必要です。
- アコムの通知に「示談締結日」と書かれているのはどういう意味ですか?
-
多くの方が「示談をした記憶はないのに」と驚かれる項目です。実際には、ご自身が何かに同意した日ではなく、過去の裁判手続き(支払督促など)が確定した日付を指している場合がほとんどです。この日付から10年以上が経過していれば、時効援用ができる可能性があります。
- アコムの時効援用が失敗するのはどんなケースですか?
-
主に以下のケースが考えられます。
- 裁判を起こされていて時効期間が延長されていた
- アコムに電話をして「分割にしてほしい」と言ってしまった(債務の承認)
- 自分で作った時効援用通知書が間違っていた
不安な場合は専門家に相談することをおすすめします。
- アコムの時効援用は自分でもできますか、それとも司法書士や弁護士に依頼したほうがよいですか?
-
手続き自体は自分でも行えますが、時効期間の判断や時効援用通知書の作成には法的な知識が必要です。時効期間が経過していないのに通知を送ってしまったり、内容に不備があったりすると、かえって状況が悪化する恐れがあります。費用はかかりますが、確実に解決したい場合は専門家への依頼をおすすめします。
- アコムの時効援用をすると、ブラックリスト(JICCやCICの信用情報)にはどのような影響がありますか?
-
時効が成立すれば、いわゆる「ブラックリスト」の情報は消えていきます。JICCはおよそ時効成立から1週間、CICは早いケースもありますが、長い場合は5年ほどかかると見ておくとよいでしょう。情報が消えれば、クレジットカードを作ったり、車や住宅のローンを組んだりできるようになる可能性があります。
アコムの時効援用に成功されたお客様の声

5〜6年前に50万円ほど借金をし、仕事が忙しく一度も返済していなかった借金が160万円になっていました。なにげなく「消滅時効の緩和」を検索していた時に西村先生のホームページを見つけ、自分と同じような借金の悩みを抱えていた人の時効が成立し、借金がなくなることを知り、すぐに連絡し対応していただきました。
私は今年30歳になり、ローンを組めず、家を建てること、結婚することを諦めていましたが、時効が成立し、新しい目標が出来ました。私と同じように20代で借金をして、人生終わったと思っている方がいましたら、勇気を出して西村先生に相談して下さい。明るい将来が待っています!!
埼玉県 30代 男性

主人の過去の借金の事を知っていながら、何をどうすればよいのか分からずに今まで過ごして来ました。誰にも相談できずに、色々とネットで訪問していく中で、西村先生のHPにたどり着きました。
「緊張していますか?」「何度でもご相談下さい」など、優しい言葉をかけていただき、手続きを迅速に進めていただけた事など、勇気を出して西村先生に相談・依頼出来た事、本当に良かったです。初めは、勇気もいりましたが、今は、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
京都府 30代 女性
他にもたくさんのお客様の声をいただいています。ぜひご覧ください。
\アコムの時効援用に成功/
まず一度、相談してみてください
どこに相談するかは、あなたが決めることです。
ただ、この記事を最後まで読んでくださったあなたは、もう「どうすればいいかわからない」という段階は抜けているのではないでしょうか。
次のステップはひとつだけです。勇気を出して、「相談する」という一歩を踏み出してみてください。
相談してみて、時効が使えるとわかれば、それだけで気持ちがずいぶん楽になるはずです。そして、使えないとわかったとしても、解決の方法を一緒に考えることができます。
怯えながら過ごす毎日を、少しでも早く終わらせてほしいと思っています。

