ある日の夜、Lさんよりホームページのフォームから相談予約の連絡がありました。
支払督促を起こされていると書かれてあったので、営業時間は終了していましたが、翌日の相談時間を確保し、すぐに返信しました。

Lさんがお持ちになったのは東京簡易裁判所からのオンライン支払督促でした。
原告は関東の中堅消費者金融です。

支払督促に書かれている計算書とLさんの話からは時効が成立する可能性が高いと思われました。
即日受任し、督促異議申立書を作成して東京簡易裁判所へ送付しました。
同時に債権者へ消滅時効援用通知を送付しました。

すると、一週間が過ぎないうちに支払督促は取り下げられました。
債権者に連絡し、借用書の返却を求めると速やかに返却するとのこと。

Lさんに契約書を返却し、時効が成立した旨を報告すると、「自分で対応せずに専門家に任せてよかった。」とお話になりました。
問合せにすぐ対応したことが裁判所から支払督促が届いて不安だったLさんにとって安心につながったようです。

裁判所から支払督促が届いたら時間はありません。すぐに司法書士が弁護士事務所に相談することをおすすめ致します。

【手続き前】債務 1社 約30万円

【手続き後】 0円(時効消滅)