Nさんは、名前と親展とだけ書かれた封筒を持って来所されました。
債権者が委託した別会社が留守中に訪問してきたようです。
封筒の中の通知には「至急連絡するように」と書かれています。
Nさんは子供だけが留守番をしているときに訪問されるのを非常に気にしておられました。
他にも届いていた債権者からの請求書を見るとかなり古い債権で時効期間はとうに経過しています。
早速受任し、債権者には内容証明郵便で時効を援用しました。
すると、一週間ほどで契約当時の契約書の原本が返却され、時効成立が確認できました。
他に滞っている借金はないとのことでしたので、今後は債権者の訪問を心配すること無く、お仕事に行けることでしょう。
遠方だから訪問されることはないだろうと思われる債権者でも、近くの会社に委託して訪問請求をしてくることはあります。
5年以上返済できていないのであれば、きちんと時効を援用して処理をしておくと、ご家族も安心して暮らせることでしょう。
【手続き前】 1社 約130万円
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【手続き後】 0円(時効消滅)